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2004.11.16

七度文庫開発日記 エンターブレインゲームコンテストに応募

 ゲームコンテストの締め切り間際の6月はちょうど仕事の合間で時間が取れたので、コンテスト応募のための最後の追い込み作業を頑張って続けた。
 だが月末にちょうど急ぎの仕事が入ってしまったので、少し早めに2001年の6月19日に、書留でできあがった七度文庫をエンターブレインゲームコンテストの事務局に送った。
応募の用紙には制作ノートを書く欄があり、私はあれこれ考えて工夫して書いてみた。

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制作ノート

いつものようにインターネットにアクセスすると、メールが来ていた。
なんでも、アダルト小説を有料でダウンロードできるサイトができたらしい。
H場面のない見本をひとまず読んで、H場面が読みたければ、金を払えということだ。
私は、あまりの馬鹿馬鹿しい発想にあきれ果ててしまった。
いくらインターネットで新しいビジネスが可能になるとはいえ、アダルト小説のH場面を読みたければ金を払えと言う商売は、どうゆうつもりなのだろう。
小説と名が付くとは言えアダルト小説は、筋書きもみな同じ様なもので、H場面も似たり寄ったりである。
こんなものに金を払ってダウンロードする意味などあるのだろうか。
そこで私は、従来より開発を続けていた小説を自動生成する言語(七度言語)にアダルト小説を書かせることにした。
この試みは困難な道を乗り越える必要が幾たびもあった。
しかし、私はようやくアダルト小説自動生成ソフトの最初のバージョンをリリースできるまでにこぎ着けた。
このソフトは、アダルト小説を限りなく生成し続けてくれると言うまことに結構なソフトである。
H場面は似たような文章しか生成できないが、もともとH場面などというのは、みんな同じ用なものなので、そんなことは気にするほどの事はない。
このソフト一つあれば、一生の間インターネットからアダルト小説をダウンロードする必要はなくなるであろう。
もちろん、インターネットでアダルト小説をダウンロードさせる商売も成り立たなくなるだろうが、もともとそんな商売をするほうが悪いのである。
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自分では気の利いた文章のつもりだったが、審査員の先生方がどう思われるのか、それは私には判らないことだった。
 郵便局からの帰り道は、ようやくこれで12年もかかったソフトの作成に一区切り付いたと自分でも納得できた。
 家に戻ってから念のためにインターネットで検索をかけて、似たようなアイデアのソフトがないか調べてみた。
 もし私の作ったソフトより出来のいいソフトがすでにあるのなら、私の12年間の苦労は、全部無駄だったことになる。
最初にベクターのゲームサイトを調べてみた。
ジャンル分けしてあるゲームのリストの一覧を調べたりしてみた。
ビジュアルノベルというのはいろいろあったが、絵が出ないという小説はあまり見あたらなかった。
もともとベクターではアダルトソフトは登録できないので、官能小説と名の付くソフトはまったくななかった。
文章の自動生成ソフトとして、マルコフ過程を用いた物はあるにはあったが、マルコフ過程を使った文章の自動生成はそもそも意味がない文章しか生成できない。
数理言語学の教科書にも紹介してあり別に目新しい手法ではない。
私の作ったソフトとは原理的に違うので比較するまでもなかった。
大手のサイトも一通りみてみたが、やはり小説の自動生成というのは見当たらなかった。
これで少しは安心したが、他のアダルト専用の同人ソフトのサイトにはもうあるかもしれない。
同人ソフトのありそうなサイト片端から探してみたがどこにも小説の自動生成はない。
とはいっても、ビジュアルノベルと称するソフトはどこのサイトにもたくさんあった。
絵が出たり音がしたり、それがどうやらコンピューター時代のオンライン小説の未来像というのが定着していて、文字だけのソフトというのは最初からだれも作ろうという発想はないようだった。
しかし絵が出たほうがいいに決まっているので、絵が出ないのがソフトの長所とは言えそうにない。
ほかのソフトは、絵が出る分だけ、私のソフトよりできがいいソフトということなのかもしれないと思った。
いずれにせよ審査員が審査することなので、応募した以上はあとは運を天に任すしかない。
小説の自動生成ソフトがすでにあるかどうかは、もっと早めに調べておくべきだったのだと思う。
だが、自分の作ったソフトよりもっと優れたものがもう出来ているのを見つけるのが怖くてずっと調べるのは先延ばしにしていたのだ。
もし小説の自動生成ソフトですぐれたソフトがもうすでにインターネットで公開されていたとしても、生成される小説のシナリオが良ければ私のソフトの方が出来が良いと主張できると思っていた。

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